あらすじ
市川晃介の部下と美也の友人・三崎正一郎も居合わせる中、如月古都がバイトする店先で、晃介と娘・美也の諍いは続いていた。そこへ店を出た古都が現れると、美也と堂々と向き合い、晃介を庇う。翌日、部下と娘からの信用を同時に損ね、古都をも失う結果に消沈する晃介。
27話修羅場の古都ちゃんが、一番好き。毅然として気高い。ここで顔を出さずにやりすごすのは、並のJK。窮地の晃介を救うために微笑んで登場。最初の一言で、場を支配。悪役を買って出て、美也から平手くらう。晃介、お前のためにやってんだ、礼ぐらい言え。ビクビクすんな。 #娘の友達— 市川こーすけ (@ZdK9dyOsUjHnf5z) March 1, 2020
部下・娘・古都ちゃんに対する体面を全部守ろうとして、何もできない晃介。古都様は親友美也の信頼を失う覚悟で現れている。美也と晃介の関係も悪くなるかもしれないが、それがどうした。晃介は自分が面倒みるからOK。暴走機関車古都号の真骨頂。シビれる。 #娘の友達 27話— 市川こーすけ (@ZdK9dyOsUjHnf5z) March 1, 2020
(以下、当ブログ「【娘の友達】第35話『嗅がれる男』-『月』はなぜ見ている?」から引用)
月とは、二人の宿命的な関係性の象徴であると、筆者は解したい。人が月を見ることは、人の意思でやめることができる。だが二人を照射する月は、どこに隠れても逃れようがない。惹かれ合う二人の関係性の背後には、同じアダルトチルドレンという宿命があり、それが容易に拭い去ることができないのと同じように。
第21話の月は、古都が市川邸を訪ねるという、ビッグイベントを従えている。
第21話の月は、古都が市川邸を訪ねるという、ビッグイベントを従えている。
第27話では、親友であり晃介の娘でもある美也に晃介との関係が知られた後、古都は晃介に尋ねている。
「今日の月って...
...綺麗ですよね」
彼女の問いは、美也に知られたとしても、二人の宿命性に変わりはないとの隠喩として理解できる。だから古都は「良かった」と、笑顔で晃介の答えを喜ぶ。古都は翌日から、晃介にあててLINEのメッセージ送信を再開している。
月が二人の宿命を照らし出す象徴であることを、古都は正しく認識しているが、晃介は分かっていない。
(話数の順に表示する目的で、執筆日時を操作しています。実際の執筆は2020年3月22日です。)
(話数の順に表示する目的で、執筆日時を操作しています。実際の執筆は2020年3月22日です。)
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