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 ◆古都さま理解のヒント

アダルトチルドレン(AC)について参考としたサイト

注意: おかげさまで、このページに来てくれる方々が結構な数でいらっしゃるようなので、書いておきます。
如月古都ちゃんの怖さを味わいたい方は、この類の予備知識なしで「娘の友達」を読んだ方がいいかもしれません。広い意味での、ネタバレというか。怖さの原因の一つが「理解できない」ことにあるとすれば、分かった分だけ怖さが薄れてしまうかもしれません。筆者も、最初のうちは何だか得体の知れない子だなあと思いながら読んでいましたが、古都ママが毒親であることが分かってくると、「あーACなのね、なるほど~」との認識で読むようになりました。
分かりやすいキャラクターなんて歯ごたえがなくて興味がない、ミステリアスな古都ちゃんに惚れているという、筆者と同類の変態さんで、アダルトチルドレンという言葉を知らない若い方は、古都ちゃんをもっと好きになるために知っておいて無駄ではないと思います。ついでに晃介等サブキャラの理解も深まるかもです(「サブキャラ」ってW)



アダルトチルドレン = トラウマサバイバー 

◆アダルトチルドレン克服専門サイト(日本NLP学院)
https://www.nlpjapan.com/adult-children/

ACに関する問題を概括的・網羅的に知るためにはよいと思います(誤植が目に付くけど)。内容には重複があり、やや読みにくいかも。
ページのずーっと下の方にある、「advanced NLPの心理カウンセリングのご紹介」は、ACが選びがちなパートナーについての説明が分かりやすいです。古都ちゃんと晃介が惹かれ合う理由について考えるうえで、ヒントとなると思います。
以下、当該サイトから抜粋しての引用です。




◆イネイブラータイプ(救済者)の特徴 

1 イネイブラータイプとは 
イネイブラー(Enabler)とは「救済者、助ける人」の意味で、アダルトチルドレンの中では「支え役」の役割です。心理学では、「助けてあげるつもりでやっていることが、かえって相手のためにならないようなことをする人」という意味合いを持っています。このタイプは、「世話好き」「過干渉」と周りから認識されており、どちらかの親の代わりの役割を担ってしまう、または、両親の代わりに家事や兄弟の世話をするという特徴があります。
 2 引き起こしやすい問題 
【共依存の関係を築いてしまう】
イネイブラータイプは、誰かの世話を焼いてないと自分の存在価値がないと思っています。そのため、世話を焼く人を見つけ、そのチャンスを自ら作っていきます。世話を焼かれる人にとっては甘えられる都合良い存在となり、次第に過剰に依存し合う関係が作られます。相手には自分がいないと生きていけないという気持ちが芽生え、お互いを強くコントロールしようとする意思が強くなります。 
【家庭内の問題が長引きやすい】
 イネイブラーは、家庭内の問題が起こると、相手を支えてあげようと過剰に干渉したり、どうにか助けてあげようとします。ですが、問題行動の根本的な解決に導くわけではなく、その問題行動をさらに引き起こさせるように働いてしまいます。なぜなら、問題を起こす人を助けることで、自分の存在価値を見出そうとするので、その機会をなくしたくないと心の中では思っているからです。例えば、事件をたびたび起こす弟が逮捕される度に、保釈金を工面し、当事者に責任を取らせない・反省する機会を与えないなどです。

 ◆プラケータータイプ(慰め役)の特徴 

1 プラケータータイプとは プラケーター
(Placater)とは「慰める人」「なだめ役」の意味で、家族メンバーのネガティブな感情を察知し慰める役割です。特に母親の助け役になることが多く、末っ子によく見られる役割です。問題行動を自分で起こすことはなく、家族間で起きる揉め事や問題が起きると仲介者になります。他者の気持ちに敏感で、緊迫した状態を恐れるあまり、最善の解決策よりも他者の怒りをなだめることを優先してしまうことがよくあります。 
2 引き起こしやすい問題 
【ストレス過多】
 常にその場の空気や相手の気持ちに敏感に反応するので、緊迫した心理状態が続いています。喧嘩や緊張状態に弱く、自分の意見を周りに言うこともできません。ストレスを発散することができずに1人で溜め込んでしまいます。その結果、ストレス過多になってしまいます。 
【親と近すぎる関係性になってしまう】
 献身的に慰めようとするあまり、相手との心理的距離が近くなりすぎる場合があります。特に1人親家庭の場合、自分が側にいて支えなければいけないという使命感が強くなってしまい、自分の恋愛や結婚などを遅らせることがあります。例えば、父子家庭で育ったプラケータータイプの娘は、妻のように父親のそばにいて情緒的に支えようとし、自身の人間関係をおろそかにしてしまいます。 
【相手に勘違いをされやすい】
 他人の感情を敏感で、不安や悲しみを察知すると相手に寄り添って支えようとします。プラケーターは同情の気持ちからその行動をとるのですが、相手には特別な感情や恋愛感情を持っていると勘違いをされることが多くあります。しかし、プラケーターは相手を放っておくことができず心理的ケアをしようとし続けるので、相手との認知の差があるまま関係が続く可能性があります。

◆ヒーロータイプ(英雄)の特徴 

1 ヒーロータイプとは 
ヒーロータイプとは周囲からの評価が高く、家族から「成績優秀な子」「何でもできる子」と言われて育った存在です。比較的に長男・長女である場合が多いとされています。家族からの期待を一身に背負い、それに応えようと常に目標意識を高く持ち、責任感も強く、完璧主義であることが特徴です。ヒーロータイプはその家族がうまくいっているように見せるという役割を担っています。
 2 引き起こしやすい問題とは 
【ワーカホリック/仕事依存】
 子供の頃より優秀であり、責任感が人一倍強いヒーロータイプは、仕事場でも頼りにされる存在です。周りからの期待をされることで存在価値を見出し、その期待に常に応えようとプライベートを削ってでも仕事を果たそうとします。就業外でも息抜きすることができず、仕事をしていなければ落ち着かない状態になってしまいます。 
【うつ病】 
ヒーロータイプはなんでも一人の力で乗り切ってしまうため、悩みやストレスを抱えていても、周囲からは気がついてもらえません。本人も「人に頼ることは恥ずかしいことだ」「人に甘えてはいけない」と思い込んでいるため、他人に悩みを打ち明けられず悩みやストレスを一人で溜め込み続けてしまいます。その結果、ある時ストレスが限界に達してしまい、うつ病にかかってしまう可能性があります。 
【極度の完璧主義】 
目標は達成しなければいけない、失敗してはいけないという意識が強く、自分に対しても他人に対しても完璧を求める傾向があります。妥協することを嫌がり、物事が思い通りに進まないと癇癪を起こしていまします。 
【失敗や挫折に弱い】 
自分の所属しているコミュニティからの期待が生きがいであるがゆえに、失敗や間違いをして、「期待を裏切ってしまったらどうしよう」「見捨てられたらどうしよう」という極度の不安や恐怖を抱いています。また、何としてでも目標を達成してきたため、一回挫折を経験すると、生きる価値がないと感じたり、挫折から立ち直ることができない場合があります。 

 ◆プリンスタイプ・プリンセスタイプ(優等生)の特徴 

1 プリンスタイプとは 
プリンス(prince)とは「王子さま」の意味ですが、アダルトチルドレンでは「母親の理想の男性」の役割のことを指します。母親が自分の理想の男性像を息子に押し付けて育てられた場合や、息子を旦那に見立てて大人の会話や活動に常につきあわせる場合に多くみられます。母親にとって都合の良い振る舞いをさせられ、その姿を溺愛されるため、プリンスタイプのアダルトチルドレンは自分の本来の姿を否定し閉じ込めてしまいます。 
3 引き起こしやすい問題 
【過労死】 
親からの理想像を押し付けられて育ってきたため、与えられた指示をこなすことが上手です。上司から許容量以上の仕事を任された場合にも、指示通りにこなそうと知らず知らずに無理を重ねてしまいます。その結果、過労死になってしまう可能性があります。 
【家庭内暴力の対象になりやすい】
 プリンス・プリンセスタイプは自分の意思を持つことが許されない環境だったため、大人になっても自分の意思を持つことができません。相手の暴力や暴言にもはっきりと断ることができないので、配偶者やパートナーからの暴力を受ける対象になりやすいです。 
【人間関係を上手に築けない】 
親の理想を叶える代わりに溺愛されて育ち、指示通りに物事をこなすことには慣れていますが、自分の行ったことに責任を持っていません。そのため、学校や会社で失敗や過ちを指摘されたとしても、自分では責任を取ることを避け、他人のせいにする傾向があります。自分の意思がなく、周りに流されることが多く、人付き合いに疲れやすいこともあり、人間関係を上手に築いていくことが苦手です。


毒親の特徴

【過干渉・統制しようとする】
子どもに密着し、過剰に詮索をしようとします。自分と子どもに境界線を作ることができず、自分の気持ち=子どもの気持ちだと思い込んでいます。子どもが意思を持つことを拒否し、違う意見をすることを許さず、自分の思い通りに行動するよう強制します。
【子どもに向ける愛情が条件付きである】
なんでもできる良い子でなければいけない、肩書きや外見が自分の好みのものでないと愛せない、といったように、子どもが自分の望む条件を満たさないとその子を拒絶してしまいます。自分が果たせなかった夢や目標を子どもに押し付ける場合もこれに当てはまります。
【責任転嫁をする】
配偶者や家族メンバーが問題行動を起こした際に、関係のない子どもに責任を転嫁して責め立てます。また、家族内の問題を自分で解決しようとせずに、子どもを使って解決しようとします。
【精神的に不安定である】
自身の気持ちをコントロールすることができないので、そのはけ口に子どもに暴言を吐くなどの八つ当たりをしていまいます。また、ネガティブな感情を処理できずに、子どもに慰めてもらおうとします。親の情緒が安定していないために子どもも不安定になってしまします。
【子どもの成長を妨げる】
子どもが自分から離れていくことに孤独感を持っている、または、子どもを自分の手元に都合よく置いておきたいという心理を持っています。子どもが成長しようと姿を見るとそれを拒絶し、自立する道を塞ごうとします。

◆絶対に、あなたを心の底から満たしてはくれない相手を選んでいませんか?


異性に気が多い人だったり。
あなたと価値観も行動もすれ違いが多い人だったり。
いつ連絡しても、なかなか連絡が取れなかったり。
なにが起きていると思いますか? 

アダルトチルドレンで使われる言葉に「見捨てられ不安」というものがあります。

幼少期の満たされない想い。
幼少期の父、母に見捨てられたと感じた孤独感。 

そんなことが、根底にあるために、満たそうとする欲求が非常に激しくなっているのです。 

承認欲求が強い。とも言えます。
根底では、誰かに認められたいと強く思い続けているのです。
でも、幼少期に出来たこのパターンは、なかなか解消しにくいのです。
なぜなら、「承認されたい」ことを満たすためには「承認されていない」場面が必要だからです。 

自分で落とし穴を掘って、避けて、ほっとして、でも、次に落ちる。
落ちたら助けてもらって、嬉しい。
その嬉しいをもう一度味わいたい。
だから、また自分で穴を掘って、自分から落ちてみたり。
落ちようと演じてみたり。
助けてもらって嬉しい。
もう一回落ちて見ようかな?ウフフ。
お分かりですか?
エンドレスです。

そして、満たしても満たしても、目の前にあることを心底信じられないがために、確認行為をします。
例えば、本当にあなたを愛している人の前で、何度も何度も確認するのはこれです。
そして、愛想をつかされてしまう。
また、あなたを本当には振り向いてくれない、満たしてくれない人を選ぶのもそうです。
あなたの現実は、「ずっと満たされない」を繰り返してしまうのです。 


◆アダルトチルドレン(ウィキペディア)

https://ja.wikipedia.org/wiki/アダルトチルドレン


...ほか、15年ほど前に本も色々と読んだけど、書名は覚えていません。
個人的にACっぽい女性と付き合った経験も参考とさせていただいています。

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